第三話:超弩級の相棒

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「あのさ~、気になってた事があるんだけどさ……ナナオさん?」 「何だ?シロウ?」 「俺って何の為にデスペランに変身して戦ってんだ?」 死郎の部屋でベッドに寝転び 本を読むナナオに死郎は、 気になっていた事を聞いた。 「それは、決まってる アタシの立身出世の為だ」 「出世かよ……」 「あったりまえだ 獄帝会なんて特S級犯罪組織をお縄にすれば大出世だ!!」 大笑いするナナオに 死郎は、聞いたのが間違いだったと溜め息を吐いた。 「そういや獄帝会ってさ 何しようとしてんだ?」 「さあ~………? 昔は、現世征服するとか言ってたらしいけど 今は、何してんだろな?」 いい加減なと思いながらも じゃあ、何でそんな連中を捕まえようとするのか……? その目的を死郎は、後々知る事になる…それが彼とナナオ 二人の運命を大きく左右する 事態になろうとは、 この時、死郎は知る由も無かった……。 「って、勝手なナレーション入れんなよ」 「え~、盛り上がるじゃん 話とか展開とか」
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