第三話:超弩級の相棒

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場所は変わり謎の空間の中に 巨大な岩の固まりが宙を漂っていた。 一見するとただの巨石にしか見えないが近付くに連れ その巨石には、無数の鉄塔や電線が張り巡らしその中央には、一際立派な城があった。 その巨石こそ犯罪結社、 獄帝会が持つ巨大空中要塞 【獄帝城】である。 獄帝城内部には、洋式のモダンな作りになっておりキョーテー兵達がエプロン姿で掃除を行っているその奥…………。 謁見の間と呼ばれるその部屋には、阿修羅のような怪物の巨像が置かれ不気味な機械や配線が敷かれていた。 その巨像の前には、キョーテー兵達が跪き誰かを待っていた。 すると、扉がゆっくり開き 三人の人物が入室すると跪いたキョーテー兵達が立ち上がり 全員がギィーと鳴き片手を翳した。
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