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「イエス、エンマー
ご報告致します、エンマー様」
そう言うと立体映像が表示され其処には、戦闘機と軍艦が並びシルエットで怨念獣が映った。
「悪霊将軍レンゴク率いる軍勢は、いつでも現世を火の海に
そして、現世進行の計略は、
悪霊軍師メズが策を張り巡らせております」
レンゴクと呼ばれる紅い甲冑の男とメズと呼ばれる少年は頷いた。
「怨念獣も我らの頭脳
プロフェッサーゴズーが…って
ちょっとゴズ!?」
一人足りない事に気付き
カーシャは、慌てて辺りを見回した
すると扉が開き一同は、扉に目を移した。
「すまねぇ、すまねぇ
遅れちまってよ~」
そこには、ジャージ姿の無精髭に金髪、そして、牛の角が生えた男がダルそうに入ってきた。
明らかに場違いな男にカーシャのこめかみに青筋が立った。
「ちょっと、ゴズー!
何でアンタだけラフなのよ!」
「そんな恥ずかしい格好
俺のプライドが許さん」
「言い切るな!
空気読みなさいよ、馬鹿牛」
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