第三話:超弩級の相棒

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全盛期の力も無い組織に 冥府管理局や別の犯罪組織は、潰しに掛かり獄帝会としては、現世征服なぞやる余裕など無い その為、当面の目的は………。 「レンゴク、組長への生気はどれほど貯まった?」 「まだ、目標値に達していないでゴザル」 レンゴクが別の立体映像に切り替えると、何かの目盛りが表示され緑の液体が少しだけ目盛りを埋めている。 「少ないわね………」 「怨念獣やキョーテーの 皆さんが頑張ってもコレが精一杯みたいですぅ…」 メズの報告にカーシャは、 頭を抱え肩を落とした。 「集まらない原因は……」 「デスペランと名乗ってる冥警の奴らだろうな」 映像が切り替わり其処には、 怨念獣を倒すデスペランと キョーテー兵達をボッコボコにしているナナオの姿が映し出された。 「まさか、最悪の7番(アンラッキーセブン)が現世に来ていたとはな……しかも特殊霊装服とセットだ」 ニヤリと笑うゴズー 「のさばらす訳にも行かないし……ゴズー、新しい怨念獣の準備は?」 「とっくの昔に送ったよ 今回は、かなり強烈だぜ?」
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