第三話:超弩級の相棒

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授業が昼間で終わり死郎は、 家に帰るとナナオは、 煎餅を食いながらおもいっきりテ○ビに爆笑していた。 「呑気ッスね、ナナオさん 捜査とかしないんすか?」 「ああ~捜査は必要無い 怨念獣ってのは、怨波ってのが出現する時に発生するんだ 奴らが悪さすればグランズが、怨波を探知して…………」 と言いかけたその時、 テレビが臨時ニュースに切り替わった。 『番組の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします 今日の午後十二時、市街地にて突如、ビルが破壊される事件が発生し現場はパニック状態に陥っています』 ニュースの映像には、 削り斬られ抉られたビルや逃げ惑う人々でごった返した。 現場に来た取材カメラの映像には、鋸型の剣を持った二体の怪物の姿が映し出されている。 その映像に死郎は、ナナオを見る。 「………ナナオさん…?」 するとその時、グラムの声が 二人の耳に入った。 『ナナオ、市街地に怨波を感知しー……』 「遅いわよ、ポンコツ!!」 テレビより遅いグラムの報告に怒りながらナナオは、 死郎を連れ二階の部屋に上がった。
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