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突然の事にノコギラー兄弟は、
光の粒子の方を見た。
少女を救った粒子は、人の形に形作り白銀の骸骨が姿を現す。
少女は突然の事に理解できなかったが骸骨は、少女の頭を撫で兎のぬいぐるみを手渡した。
「怪我は無いかい?」
骸骨の顔に少々ビビりながら
少女は、コクリと頷き兎のぬいぐるみを受け取った。
「じゃあ、此処は危ないから逃げて?」
優しく骸骨が言うと、
少女は、歩道橋から一目散に逃げた。
『白銀の骸骨……
やっぱり来ただろ、二号?』
『ふん、削り斬れれば
それでも良いさ……さてと、
君さ~冥警のーー』
と言いかけた瞬間、
骸骨の両目が怒りに満ちた赤い光が灯り振り向き様にポーズを取り構えた。
「死霊刑事デスペラン!!」
二号の質問を遮るほどの
大声で名乗る死郎は、明らかに怒っていた。
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