誕生日

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「フィリス~!ソイル~!」   クリスは勢いよくドアを開けた。   「クリス!!!子供は!?子供は無事なの?クリスあなたの腕に何故子供がいないの!?なんで??なぜぇぇ!!?」   フィリスは泣きながらクリスを見つめてきた。     「フィリス落ち着け(焦)」       「あなた何故そんなに冷静でいられるの?剣を貸して!敵をうちに行くから!!!」     クリスは思った.... (我が妻ながら、凄い事を言ってくるな...)     「待て待て待て待て、俺らの子供は生きているよ.........ほら♪」     乳母車で安らかに眠る赤ちゃんを見せた。     フィリス→(・д・)??   「えっ!?.....クリスあなたどうなってるの?」   「国王が配慮をしてくれた、しかし街にはもう住めない。国民に不安を持たせる事は私にはできない....」   クリスは続けた....。 「だから....国の外れにある森の中に家が一つ立っている、私はそこで生活していこうと考えている...フィリス一緒に住んではもらえないだろうか?....」     クリスはフィリスの顔を恐る恐る見た....
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