プロローグ

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バーン… 突然頭に何かが当たった… 「痛ぇ…」 飛び起き…頭を抱えている所にトドメの一撃 「良い大人が昼間っから寝てないの!!」 聞き覚えのある声だ うっすら目を開けるとなじみの顔があった。 「ようチビ…なんの様だ??」 手に持っているフライパンが頭を叩く 「チビって言わないの!!」 「おいおい…そんなんで叩かれたら死んじまうぜ!!」 「大丈夫…毎日料理しているから…」 フライパンを持っているチビ…いや少女は、この倉庫の持ち主の博士の孫なのだが、何かと言うと事務所に入り浸っている。 どうやら宝探しに付いて行きたい様だ… 「腹へって何も出来んよ~」 「疾風兄ちゃんは来てないの??」 「あいつなら「魚喰いたい」って言ってたからなぁ…海か湖か河にいるか??」 事務所の前に男が立ち止まる… そしてノックが事務所に鳴り響く…
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