プロローグ

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プロローグ

ゴンドアナ大陸の南西に位置する港町 綺麗な円形の湾なのであるが… その湾の端っこにある通称「三角島」 主人公バスターはそこにある倉庫の一角を借りて事務所としている。 倉庫の持ち主は、遺跡など調べる博士の持ち物なんだが… 見張り番を兼ねここに住んでいる状況だ。 事務所の壁を隔てると本の山だったりする。 なんでも伝説の都についての研究だそうだ… 隣は喫茶店…何故かロボットが喫茶店を開いている。 この店は珈琲しか出さない店である。 バスターはいつもタダで珈琲にありつけている。 「ロボットに珈琲の味がわかるんかいな??」 バスターはいつも不思議に思ってはいるものの、タダでありつける珈琲に満足している。 実際にはロボットには口がない… ロボット曰く… 「面白い」 と言う事であるのだが…何が面白いんだが… ロボットには珈琲を入れる趣味の他に、読書というものがある。 1日の大半は図書館にいるとも言われている。 この話についてはいずれ書く事にしよう… 相棒の疾風は三角島の山の方に住んでいる。 山の頂付近には大きな湖があり…その畔に石で作った小さな家がある。 その周辺には疾風が耕した田畑があり、鶏等が走り回っている。 たまに山から降りて来て街にある料理屋で物々交換をしているらしい。 倉庫からちょっと離れた所に賑わいのある市場があるんだが… この島はちょっと独立しているので色んな人たちが大勢いる。 東西南北いたる国の人たちが要る。 バスターの仕事である宝探しには充分な情報が入っている… と思われるんだがねぇ さてさて…どうなる事やら…
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