バイトがある日はちゃんとシフトの確認をしよう

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「あー、やっぱうめぇ!」 「美味しいねー」 「やっぱりお酒おいしいです!」 みんなうまいうまいって言ってるけど、俺はうまいって思えない。 よく飲み会とかあるけど、実際殆ど飲んでない。 「う゛ー。さ、麻雀やるならさっさとやろーぜ」 もう眠いし、やるだけやってすぐに終わらせたい。 「悠はせっかちだなー。折角菓子も持って来たんだからさ、飲んだり食ったりしよーぜ」 結衣ちゃんも気をきかせてスナック菓子の袋を丁寧に開けてくれる。 結衣ちゃんは本当気がきくよね。うん本当に。 もうその気を使って誰かを吹っ飛ばしたり、攻撃に使えるんじゃないかって程だよ。 って俺何言ってんだろ…。 あれ?早くも酔いが回りましたか!? 「いただきまーす!やっぱりお酒にはおつまみですよね!ゆーくんお酒買わないから飲むの久しぶりですよ」 「悠君はお酒弱いからねー。飲んでいけば強くなっていくのにー」 ごめん、俺その経験値稼ぐ前に死んじゃうから。 「中野ぉー、酒ってそんなにうまいか?」 「いやうまいだろ?ほらこれ飲めって!うまいから」 だから俺はそんなアルコール度数が高いの飲めないって! テンションが上がって次々飲んでいく3人とは反対に俺はマイペースにチビチビ飲み進めた。
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