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出会い。
初めに紹介しておこう。
彼女の名前は黒瀬 奈菜(くろせ なな)19歳
…穏やかそうに見えて実は気の強い女…
職業はキャバクラ。
そうして俺の名前は東 優徳(あずま ゆうと) 20歳
法学部で大学2年生。
趣味は…これといってあ
まりない。
平日から週末…
毎日遊びに専念してる今時の若者と言ったところだ。
学校が終われば渋谷にあるクラブに1番仲のいい
瀧本 一樹(たきもと かずき)20歳
といつものように通い
いつもの様にナンパしては女の子たちと飲んで騒いで…
朝目覚めると隣にはナンパした女が横たわりと
そんな毎日を過ごしていた。
一応世間体は法学部なだけあって周りにいい顔をし続けてきた…
だがみんなの知らない場所では別の俺がいる訳だ。
俺と奈菜の出会いは単なる偶然か…
奇跡なのか…タイミングなのか!俺の中では未だに謎めいている。
…
最初はノリだった。
久しぶりに実家に帰省し地元の友人たちとご飯を済ませ
駅に向かって歩いていると…
優徳! おい! こっちこっち!!
どこからともなくするその声の方向を見ると
そこには地元の悪友たちが数人集まっていた
久しぶりだったので少し話しこんでいたら
一樹も来た…
久しぶりに帰ってきたんだ、景気付けにナンパでも行きますか…友人が発した
その言葉にみんなそう言う雰囲気になり
半ば強制に連れて行かれたのが隣町の駅だった。
友人の一人が、あれはどう?
と聞くので、早く終わらせたかった俺は確認もせず
GOサインをだした。
それは三人組の女の子が駅前のマクドナルドから出る瞬間を狙った俺達の作戦なき挑戦…
俺は少し機嫌が悪く、顔に出ていたので女の子たちはチラチラ見てくるだけで話しかけてこない中
男連中の一人で俺の幼い頃からの友人の一樹が三人の女の子の一人と仲良く話してるのが見えた
どうやら高校の先輩後輩の関係だ! なんたる偶然…
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