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…そこで、この二人は絶対に付き合いそうだとか勝手に考えながら見てたら
その女の子が近づいてきて、びっくりする俺に「怒ってんの?シンドイの?眠いの?」
と聞いて来るので俺は「別に…」と一言だけ。
感じの悪い人だと言われながら合同カラオケ成立って事になり…
3:3でのカラオケ&飲み=コンパを始めた。
みんなペース早く酒を飲んで酔ってラフになる
俺はあまり酔わない、て言うより酒が強いからみんな程度ぢゃ酔わなかった。
優徳君ていつも怒ってんの?
そう聞いてくる女の子はやっぱりマクドナルドの前で話しかけてきた子だった…
彼女の名前は奈菜で一つ歳下だ…
同じく上京してるらしいけど学生ではなく仕事でって話しから
今は仕事辞めてキャバクラで働いてる事を聞いた…
俺は綺麗だと思う彼女に対する本心とは逆に、やけに冷めた態度。
今思うと、意識していたからこその照れ隠しな態度だったのかもしれない 。
話しかけてくる以外は何も進展なくこの集まりが
終えそうだったので、とりあえず連絡先教えてもらおうと話しかけた
少しびっくりした顔したけど、快く連絡先を教えてくれた。
店を出てからタクシーを呼び…カラオケの中で一組出来上がってたので、その二人が先に帰った!
残ったのは俺と奈菜、そうして一樹と奈菜の友達の紘子の四人
どうする? みんな俺ん家来る? 一樹がみんなに聞く… そーだね、朝帰りでお酒入ってたら怒られるし…
俺達はみんな承知して一樹の家に泊まった。四人で話していると、一樹が俺たち眠いから寝に行くわ~。
そう言うと紘子を連れて自分の部屋から出ていく…
俺からしたらヤルのかな~とか気になったが…
今は残された俺と奈菜のこの雰囲気をどうすればいいか悩む事にした。
奈菜は酔っていたが意識はシッカリしていた。
俺は自然に腕枕をして奈菜と一緒に寝た…すると奈菜はキスをしてきた…
そこに会話がなかった…
内心、ドキドキだったが迫る奈菜を本能的に受け入れた…。
よくはないけど、これが二人の出会いだ…
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