眠れる城の美女

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 ある日、一人の臆病な騎士は考えました。 「荊の呪いだとて、荊は荊」  翌日、大量の除草剤を手にお城へ向かうと、屈強だという噂の荊は襲ってくることはありませんでした。   「姫を置いていきなさい」 荊は騎士に言いました。 しかし   「私はお姫様と結婚します」 と、眠りから覚めたお姫様をお城から連れ出して、結婚することになりました。 二人は近所の小さな教会で、町の人たちみんなに祝福されながら幸せに暮らしました。
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