眠れる城の美女

4/7
前へ
/7ページ
次へ
 そんなある日、家にたくさんの借用書がとどきました。 騎士は莫大な借金の金額が記された紙をお姫様に見せ、贅沢をやめるように言いましたが   「私はお姫様だから、贅沢ができないのなら離婚します」   と騎士を突き放しました。    その数日後、庭の大きな木の下で、騎士は首を吊ってしまいました。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加