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「………」
(そういや、そんな感じだったんだっけか
正直に力を取り戻したいとは言えんしな
なら仕方ないか…)
「それは誤解だミリア」
「でも…」
ロキはミリアの両肩に手を置いた
「パワースポットみたいな力の集まる場所には強力な怪物が集まり易いんだ
俺は、そんな怪物から人を守りたい…だが中には俺より強い奴もいる」
ロキは真っ直ぐミリアの目を見た
「だから俺には力が必要なんだ。『人を守れる力が!』だから、エレメントが必要なんだ。わかってくれたかミリア」
「う、うん」
ミリアはロキの気迫に圧倒されて、何も言えなくなった
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