Epilogue

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あいつは文句を言わない。 遊びに行きたいのに、俺が嫌だと言うと諦めた。 一度、言った事がある。 友達な、旅行行かはってん~ ツレが行ったから行きたいんけ? 一緒にすんな! そんな感じの事を。 二人でデートしたいと、しきりに言っていた。 俺は八割… 全て断った。 男の…俺の身勝手な都合である。 分かった~ 何の文句も言わず、あいつはいつものように我慢してた。 あいつのわがままが、別にうざかった訳じゃない。 普通の女の子からしたら本当… 普通の事だ。 今頃、まだ後悔する。 もうあいつはいないのに後悔だけしている。
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