第1章 最期のお願い

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「圭介にも話したんだよ?」 そうだったか? すっかり忘れていた 「へぇ~、覚えてないな」 「もぉ・・・ひどいよぉ・・・ でもね、私今までであの頃が1番楽しかったなぁ」 俺と楽しく、元気に遊んでいた頃に戻りたい。 そんな風に聞こえた。 コトもそういう意味で言ったと思う。 まだコトは中学生なのに・・・ コトに残された時間は 今まで生きてきた時間よりも 遥かに短い コトの夢は コトの希望は・・・ もう過去にしかない・・・ 、
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