第1章 最期のお願い

6/13
前へ
/120ページ
次へ
しかたない・・・ なんて思わない。 思いたくない・・・ 俺が、この小さな手の平で何をしてあげられるか なんと語りかけてあげたら、コトは喜んで、あの愛らしい笑顔を僕に見せてくれるのか コトには後どのくらいの時間が残されているのか・・・・・・ 誰も答えてはくれない。 自分の無力さに嘆くしかない コトの強さに ・・・・・・すがるしかない
/120ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1435人が本棚に入れています
本棚に追加