8人が本棚に入れています
本棚に追加
「この世界には隠された3つの能力があるのよ。
一つは私達の自然現象を操る超自然支配能力。通称超能力。実はこの能力は日本どころか、世界で少数派なの。」
「じゃあ日本では何が主流なんだ?」
「日本だけじゃなく、アジアやアフリカに多いのは忍者の能力。通称忍力。この能力は自身の肉体の本来の力を100%出す能力。個々の能力は超能力の1000分の1程度だけど、何しろ数が半端ないの」
「俺たちの能力って凄いんだな」
「ええ。でも、油断すると、すぐにやられるわよ」
「わかったよ・・・で、あと一つは?」
「欧米が主流の、魔法の能力。主流と言っても忍力使いほど、数はいないわ。でも、忍者とは全然違って個々の能力が高い。それでも、超能力の100分の1だけどね。それに、肉体の能力は3つの能力の中で一番弱い。
厄介なのは、この二つの能力が手を組んだときなの。魔法能力者は頭がキレるやつが多いの・・・だから気をつけて」
「わかった・・・話しは変わるけど、具体的にどうやったら、力を出せるんだ?」
「それはね・・・・・・私が術をかけると、闇以外は覚醒するの・・・」
「じゃあ闇は?」
結羽は途端に真っ赤になり、言った
「ひ、光の能力者か、闇の能力者のき、き、き・・・」
「気?木?樹?」
(まさかこれは・・・)
(さすがにそれは・・・)
(こ、これって・・・)
「き、き、キスよ!!!!!!」
結羽は耳まで真っ赤だ
(((やっぱりだぁ!!)))
「そんなに嫌か?」
ここに鈍い子がいます
「い、嫌じゃないわよ!!!!早く目を瞑りなさい!!!!」
「うん」
結羽がゆっくりと顔を近づける
直毅の首に腕を回して体をゼロ距離にする
そして・・・結羽の瞳がトロンとなっていく・・・
チュ・・・
クチャ・・・クチャ・・・
(!!!?なんで深いんだ!?・・・嫌じゃないけど)
「ぷはっ・・・はっ!ご、ごめんなさい!!!!つ、つい・・・」
「気にすんな。嫌じゃない・・・」
「な、直毅・・・」
2人はだんだんと我を忘れ、再びキスをしようと顔を近づけた
それを見かねた他の3人は・・・
「直毅・・・」
「早く・・・」
「修行・・・」
「「「しない(か)?」」」
「ふぇ・・・?」
「はっ・・・!」
2人は途端に赤くなる
「わ、分かったわ!」
二人はかなりイイ感じになっていったとさ
「続きは家でやれ」
「「うるさい!!」」
こうして4人は結羽の特訓を受け、なんと、3日で力の使い方をマスターした。技などは自分で編み出していくものらしい
最初のコメントを投稿しよう!