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ガラッ
結羽が教室に入るなり直毅の机に一直線に来た
「どうした?」
「今日は、直毅だけ来て」
「何故だ?」
「いいから!」
「わ、わかった」
「結羽の奴・・・ちょっとムキになってたね」
「後で直毅をつけてみよう」
そして放課後
「じゃあ、いつもの公園で」
「わかった」
「よし、作戦決行よ!」
「結羽・・・何の話だろうな・・・」
(っていうかあいつらなにやってるんだ?俺の後をこそこそついてきて)
公園にて
「来たわね・・・」
「結羽、今日は何をするんだ?」
すると、結羽は手を差し出した
「握って」
「はぁ?」
「いいから!」
結羽は赤面―――しているわけでもなく何だか、急いでいるように見える。
「わ、わかったよ」
直毅が手を握った瞬間、周りが眩く輝き、両足の接地感がなくなった
「うわっ!二人が消えた!?!」
「どこに行ったんだ?」
「わからない・・・でも、待っていても始まらない。探そう」
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