第一章 扉は開く

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「ねぇ、貴方が山城直毅?」 突然、直毅に話しかけてきた 「そうだけど・・・どうした?」 (綺麗な人だなぁ) 「私は貴方とクラスと同じ松永結羽よ」 「えっ!?居たっけ?」 なかなか失礼なことを言う奴だ 「悪い、俺たちもわらない」 「俺も」 「第一、こんなに可愛い女の子がいたら、私も覚えてるよ」 「そ、そんなこと・・・でも・・・いつもの姿を見たら分かるはず」 そう言った瞬間、結羽の周りが白く光り、結羽を隠した そして、中からはメガネをかけた地味な女の子が出てきた 「これなら見たことあるでしょ?」 「ああ、いたいた!」 「松永さんね!」 これで4人共納得したようだ。しかし・・・ 「どうして、驚かないの?」 「「「「・・・・・・どうやったの~!?」」」」 「(なんだ・・・鈍いだけか)これは超能力・・・いきなり、衝撃の真実を教えるけど、あなたたち全員が超能力使えるわよ。」 「「「「・・・・・・」」」」 「えっ・・・?またノーリアクション?」 さすがに相手が全員天然だとやりにくいだろう 「「「「えぇぇぇ~!!!??」」」」 「(やりにくいわ・・・)本当よ。皆、かなり強力な力を持っているわ。ところで元に戻っていいかしら?」 「へっ?あ、ああ、どうぞ」
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