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俺ははまらから手紙を奪い取ると、それを袴の懐に突っ込んだ。これ以上はまらに持たせていたら、本当に読みかねん。
「餅の手紙~……」
「黙れ。人様の手紙を勝手に読むなど言語道断。この手紙は俺が預からせてもらう。」
「俺が読むの~……」
「駄目だっ!!」
あぁもうホントにウザい。
「またウザいって言ったぁぁぁ」
だから心読んで傷付くのはやめろってば。
俺は、泣きながら腕を振り回してパンチしてくるはまらのみぞおちに、一撃を食らわせた。それから、気絶したコイツを居間まで運ぶ。本当に手間の掛かる奴だ。
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