契約、新たな力。

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俺は、その日、やっと終わった高校から帰っているところだった。 ─────────────── 「はぁ~。今日もしんどかったなぁ~。」 そんな事を呟きながら、家に向かう俺。 すると、突然、後ろから誰かが、俺の鞄を奪って走り去っていった。 俺は、倒れ込みそうになりながらも、鞄を奪って行った誰かを見た。 いや、何かと言った方が正しかったか。 なぜなら、鞄を奪い取っていったのは、いつか出会ったあのドラゴン(?)だったからだ。 「うおい!何しやがんだ!」 俺は、当然、鞄を奪い返そうとその後を追いかけていった。
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