プロローグ~Prologue~

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「つ、疲れた………もう無理…」 そう言いながら、地面にへたり込んだのは俺、沢村俊樹、16歳。 …え? なんでへたり込んだのかって? …いや、そりゃあ………、 言っただろう? 疲れたからだよ。 誰だって疲れたら休むだろう? ……あ、そういう意味じゃない? ………あぁ、何でこんな疲れ切ってへたり込むような状況になっているかって事? そう、あれはかれこれ40年…… …じゃなくて、40分程前の事…。
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