プロローグ~Prologue~

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声がした方に振り向いて、思わず固まってしまった。 そこには、俺よりいくらか年下だろうか、まだ幼さが残る顔立ちの少女がいた。 だが、俺が固まった理由は、それだけではない。 肩までのセミロングの黒髪に、透き通るような白い肌。黒い瞳は輝きを放っている。 ……要するに、めちゃめちゃかわいい……… 未発達のその身体も…… …………はっ!! いかんいかん。 危うく思考が危険な方向に進んで行っちまうところだった。 気を付けなければ。 ………あ! 別に俺、そんな危険な趣味じゃないですからね! 断じて違いますからね! この子をみたら思わず思考がぶっ飛んだだけですからね!
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