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……そんな事を考えていると、その子はトカゲみたいなのに近づきながら、
「あなたが私の『ボルブレス』を見つけてくれたのですか?」
と言った。
「ボ、ボルブレス?」
そのトカゲみたいなのの名前なのか?と思いながら、俺はそう聞いてみた。
「はい。ボルケーノドラゴンの子供なので。」
それを聞いた瞬間、俺は呆気にとられた。
…へ~、ドラゴンのこどもだったんだどうりでかわいいわけだ………
って、
……へ…!?
………マジで?
思考が一瞬トリップしかけたぜ。
……どうやら今、俺の前にいる変な生き物は、ドラゴンらしい。
ドラゴンなんて聞いた事も見た事もないし、到底信じられる物でもないが、何故か、どこか落ち着いて聞いていられる自分がいた。
おそらく、動物好きの血のせいだろう。
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