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パソコンの画面を見ると、一人の人物からの書き込みがあった。
神無月>ようこそ 私の可愛い子猫ちゃん♪あ、男はお断りよ(-.-)ノ⌒-~
オカマ!?
ハルは一瞬叫びそうになるが、ジュース一口飲んでその場をしのいだ。続いてもうひとつの書き込み。
ケイ>何だよ お前ネカマか?
神無月>れっきとした女よ!失礼ね;-)大体男はお断りって言ったじゃな~い♪今度きたらぶっ殺す。
しかし、神無月は真性のオカマではなかろうかと、ハルは思った。
と、言うか このゲームについての不審点は丸無視かよ
ハルはジュースを机の上に置くと、キーボードを打ち始めた。
ハル>とりあえずよろしく。
短すぎるだろうか まぁ、ただの暇潰し。馴れ合うつもりはない。
神無月>あら、つれないのね~ さては性格おブス?なんちゃって♪
再び手に取ったペットボトルが へこんだ。
勢いよくキーボードを打つ。
ハル>黙れ……このオカマ!
神無月>オ・ン・ナ!!どいつもこいつも失礼ねぇ。
デイジー>……オカマさんじゃないんですか。
デイジーだ。かわいいハンドルネームのくせしてなかなかいい度胸だ。
神無月>嫌だっ デイジーまでそんなこと言うのねっっ(>_<)ってゆーかあと二人出てきなさいよっ!
完璧に八つ当たりだ。ハルは机に肘をついてため息をついた。
茜>えっ、あの~、茜です!よろしくですっ!
神無月>あら、かわいい~(^^)
魅月>僕はこんな低俗な集まりと一緒になってしまって悲しいよ。
魅月の書き込みに少し驚く。女だと思っていたのだ。
神無月>何よ~ ヤな奴ねっ!てゆーかぁ、そのしゃべり方気色悪いんだけどォ。
神無月の攻撃
まるでそんな文章がでてきそうだ。
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