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神無月>このゲーム自体が謎解きの対象に入ってるなら納得できるでしょ?さて、何が目的なのかしらっ。面白いわぁ~。
茜>なるほど。神無月って頭いいね。
神無月>きゃあっ ありがと~茜っ\(^o^)/
ハル>あんまり誉めるな。調子乗る。
茜>えっ、ハルかぁ。でも本当のことだしっ!
神無月>さっきからヤな女ね~アンタ。ってあら、もうこんな時間?
神無月の書き込みに壁掛けの時計に目をやる。
1時15分。
深夜だ。
神無月>じゃあ続きは明日っ。またね~ 茜、デイジー(^-^)/
ケイ>勝手にしきんなっつの!まぁいいや、俺も寝よ。
魅月>僕も美貌の為にもうおしまいにするよ。じゃあね。
茜>あっ、じゃあ オヤスミ。
デイジー>おやすみなさいです。
ネットを終了し、パソコンの電源を落とす。
ため息をついてハルは立ち上がった。
机とパソコン、テレビ、CDラック、窓際に置かれたシングルベッド
窓にかかるチェック柄の黄色のカーテン、入り口側にある衣服ダンス。
所々服や雑誌が散乱している。
「風呂入って寝るかな」
一人呟いて、ハルは自室を出ていった。
このあと起きる、信じがたい現実を知らずに。
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