ショーンポールいいね。

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タケシとは 友達の紹介で 出会った。 だけど紹介してくれた 友達とたけしは セ〇クス済みだったけどね…。 タケシは地元でも有名な 三つ上の人だった。 一緒に遊んでて 楽しい人だったし 優しい人だった。 だけど なんとなくは 気付いてたんだよね。 付き合ってから 連絡が取れない時間帯とか やっぱわかるよ、 無駄な女の『カン』ってやつだよね。 だけどそれでも すごい好きだった。 あたしの地元は 都道府県の中でも 治安とかあんまりよくない土地だった。 タケシは 周りの人間には ペコペコ頭を下げられて その存在は 確立されたモノだったけど あたしには 束縛を繰り返し 泣き出す日もあった。 もしかしたら その優越感に浸りたかっただけだったのかもしれないなんて 今は思ったりする。 どうしようもない あたしだ。
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