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母親がいなくなった事で毎日泣く子供を見て俺は子供達が寝てから、ベランダで一人泣く毎日を過ごしていた。
前のページで書いた彼の親父の汚職事件と俺の離婚が、偶然同じ時期に起こっていた。
そしてお互いがお互いを強く求める様になっていった。
そして俺から切り出した
「良かったら俺と同居しないか?」
俺はその時酒屋を辞めていて派遣会社の社員として勤めていたので彼の仕事を紹介する事も出来たし、寮を紹介する事も出来た。
そしたら彼は翌日横浜に来た。
よっぽど居場所がなく、警察の対応や、親戚からの言葉が嫌だったのだろう。
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