隣町の異変

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隣町の異変

 ―隣町(三日前)― 隣町は四方を山で囲われた盆地で農業を中心産業とした小さな町だ。 この町の一校しかない高等学校はいつも通り授業を行なっていた 授業も終わり放課後、学生達は部活動に勤しんでいた 日も落ち、少し暗くなってきたが、野球部と陸上部はグラウンドで練習をしていた 野球部の学生「今日の宿題やる?」 野球部の学生「やるわけねぇし。帰って寝るわ。」 野球部の学生「誰かやってこないと明日どうすんだよ!?お前やってこいよ。」 野球部の学生「は?自分でやれよ!」 野球部の顧問「はい!あと5周!」 顧問が指示をしている時、顧問の前に人が現われた 野球部の顧問 (ん?誰だ?暗くてよく見えないが、全身真っ黒じゃないか・・・怪しいなぁ・・・) 真っ黒い人はどんどんと顧問に近づいてくる 学生達は走るのをやめて、その真っ黒い怪しげな人を見ていた 野球部の顧問 「勝手に校内に入られては困ります。許可は取ってますか?」 真っ黒い人はさらに近づく 真っ黒い人は野球部の顧問に抱きついた 野球部の顧問 「ひぃぃ!!顔が無いじゃないか!放せ!うわぁぁ~~!」 そして真っ黒い人は野球部の顧問に抱きついたまた空高く飛んでいった グラウンドにいた学生達は固まっていた 学生達はしばらく呆然となり我に返った グラウンドは悲鳴の渦となった 学生 「何だよあれ!!?」 学生 「先生どこ行ったんだよ!!」 学生達は職員室に直行した
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