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藤原「よし!案内しよう!」
私達は砦の中に入った
木でできた門をくぐると、木でできた見張り台が六つ木でできた屋敷が何軒も立ち並んでいた
砦の中は小さな町のように広々として、人もにぎやかに大勢いる
園江「こんなに大勢神隠しに・・・」
藤原「神隠し?なんだ?」
藤原が困っていると一人の女性が藤原に近づいてきた
女性「ごめんなさい。この人、『神隠し』って言葉知らないのよ。この人、江戸時代の人ですから」
園江「え・・・江戸時代ですか!?そんなに昔の方も・・・神隠しに・・・」
藤原「育美!『神隠し』ってなんだ?」
神林「この女性は?・・・」
藤原「我の妻だ!」
女性「どうもはじめまして。この人の妻の藤原育美です。2000年にこの天の国に来ました。」
育美は丁寧に数昌に『神隠し』の言葉の意味を教えた
数昌はようやく理解したようだった
藤原「天の国には『神隠し』の事を『天に昇る』と申す!」
育美「この砦には色々な時代から来た人が大勢います。だいたい200人がここで暮らしてます。」
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