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放課後…
「じゃぁ後でな!」
大紀が裕一郎と倖を連れて
いつもの大木が立っている
T字路で別れ
家の方向に歩いて行った
3人は家の方角が一緒だ
「おう」
「バイバイ」
ちなみに残ったユリと俺は
一緒の住宅街に住んでる
高校に入ってからユリが
引っ越して来たらしい
少し歩くと
急にユリが足を止めた
「ガッちゃんバイト何時から?」
「5時から」
「ちょっと話していかへん?二人で」
「ユリ用事あるんちゃうんか?」
「良いから②…行こ!」
ユリは俺を近くの公園から
手招きしてる
(まぁ時間あるし、ちょっと付き合ってやるか)
俺は少し何かを期待していた
それがなんなのかはわからない
ただ今すっげー胸がドキドキする
一歩一歩ユリに近づき
ユリの座るベンチに腰掛けた
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