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大紀は笑ってる
コイツは昔から自分が出来るくせに
何かと俺に合わせる
昔は何も思わなかったが
今となっては
俺の存在がコイツの将来を邪魔してるんじゃないかと
たまに考えてしまう
「何でお前はいつも俺に合わせるねん?清水高校に行けよ」
俺は少しキレ気味に言った
すると大紀は
「なぁ、隆。例え良い会社に行けなくて金がなくても、最後に楽しかったぁって思える人生を送れたら良いと思わん?」
「…そりゃ…なぁ」
「俺はお前と居る時が一番楽しい!それでええねん」
大紀は恥ずかしそうに言う
俺だってお前と居る時が一番楽しいわ
「そぉか…まぁお前が決めたならそれでええけど…」
「へへっ(笑)今後ともよろしくな!」
…
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