†運命の出会い†

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「どうしたの?」 俺は声がした方を振り向いて絶句した。 (うわ~。すっごい、綺麗な子!!) そこに立っていたのは、今まで見たことのないくらい綺麗な顔をした男子生徒だった。 彼は無表情なまま、俺を見つめている。 なまじ顔が綺麗なだけに、表情が変わらないと怖い。 「なんか、迷ったみたいで……」 自分の間抜けさ加減がわかっているので、小声で言うと、彼がくすっと笑った。 (うわ~。可愛い!!) でも、コイツ、男だよな……。
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