†運命の出会い†

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「急に笑ったりしてごめんね。なんか俺の弟みたいだなって思って」 「弟?」 「うん。弟、超方向音痴なんだけど」 (失礼な!!!) 正直、そんな奴と一緒にされたくない。 確かに迷っている時点で信憑性はないけど、俺は断じて方向音痴じゃないよ? でも、弟の話題が出てから、彼の表情がもの凄く柔らかくなった気がする。 よっぽど弟のことが大事なんだなってことがわかる。 まぁ、俺にはよくわからない感覚だけどね。
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