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「私に不可能と言う文字はない!」
「御託はいいから…。さっさと食べちゃいなさい!」
ビシッと言う姉ちゃんに母さんは朝ご飯を置きながら言った
「おぉ!ご飯と味噌汁~!」
真っ白いご飯と豆腐の味噌汁に感動する
実はご飯党だったりする
「ん~~~美味い!ところで姉ちゃん?」
「何?行人。お姉ちゃんと結婚したいの?」
「そうじゃなくて、買い物どこまで行くの?」
結婚ってどうしたらそうなる………(汗
「駅前まで行こかなと思うけど。」
「あらあら、デート?仲の良いこと。」
母さんがちゃちゃをいれる
「いいでしょ!」
「母さん、買い物に行くだけだって!」
とりあえず弁解だけしておく
「誤魔化さなくても良いのよ!お母さんも若い頃は…………………イヤン!」
顔を真っ赤にし、両手を頬に当てくねくねしだす
乙女モードに入ったなこりゃあ………
「さてと、飯食ったし行こか、姉ちゃん!」
「うん!」
乙女モードになっている母さんを放置し俺と姉ちゃんは駅前へと向かった
ここで冒頭に戻る
「姉ちゃん、買いすぎじゃね?」
買い物袋を両手に持ちながら姉ちゃんに言った
大きさにしてかなりの量だろう
「だって行人が似合うって言うから……」
「まぁ、いいけどさ……」
胸の前で人差し指をツンツンする姉ちゃんに呟きながら言う
昔から俺が似合うと言うとすぐに買ってしまうのが姉ちゃんの悪いクセだ
「行人~!もう一軒行きたいお店があるんだけど……」
片腕に抱きつきながら姉ちゃんは言った
「どこ行くの?」
「まぁ、いいから!着いてきてよ。」
そう言うと姉ちゃんは俺をどこかに引っ張って行く
「ここは……」
俺と姉ちゃんはあるお店の前に立つ
ShowWindowに飾られた女性特有の下着
中に見えるのは女性客ばっかり
ま、まさか………(汗
「何ってランジェリーショップだけど…」
はい、正解!!
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