第2話 姉と一緒にお買い物

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「ツンツン、デレツン、デレツンツン~♪」 唄いながら逆●裁判4をしている 「〈見抜く〉って結構強引じゃね?」 [実は作者もそう思っている] コンコン ドアを叩く音が聞こえる 「行人~、いる?」 姉ちゃんの声だ 「居るよ~。どったの姉ちゃん?」 なんか用事かな? 「ちょっと開けてくれるかな?」 やれやれと思いつつドアを開けた 「何かあっ………」 この空間の周りを停止化した時間の壁で包囲! 時間停止!!(タイムアウト) 「どう行人?買いに行った下着だよ。」 クルッと回って見せる姉ちゃん お店で買ったであろう黒の下着がチラッと見えた しかもTバッグ…… 「どうって…似合ってるんじゃない?」 すみません直視出来ないっす! 「はっきり言ってよ~!」 「似合ってるよ!」 直視出来ないので目を反らしながら言った 「ふふ、やっぱり?お姉ちゃんウレシ!」 そう言って姉ちゃんが抱きつく 「ちょっと…」 鼻血が出る鼻血が! するとDSから 〈意義あり!〉 オド〇キ君の声が 「何?ゲーム分際で私に意見するの?」 声がすると姉ちゃんは俺を押し退けDSを持ち上げる 「それだけは止めて……」 まだクリアしてないのに……(涙 「散りなさい!」 姉ちゃんはDSを叩きつけた 「イヤァァァァァァーーーーー!」 オド〇キ君が…オド〇キ君が…… 「ふん!たわいもない……」 そう言うと姉ちゃんは部屋を出ていった 「姉ちゃん……ヒドいよ……(涙」 無惨に散ったDSを見ながら呟いていると… 「行人。ご飯出来たぞ!」 母さんが部屋に入って来た 「母さん…。DS壊された……」 母さんに壊れたDSを見せる 「誰だ……誰がやった!」 DSを見た瞬間、母さんの口調が変わる 実は壊されたDSは母さんの物である 久々の鬼心モードやぁ~ 「姉ちゃん……」 正直に誰の仕業か言った 姉ちゃんには悪いけど罰を受けてもらうよ 「よし待ってろ、仇は取る!」 母さんは部屋を出ていった この後、龍ケ崎家に嵐が吹き荒れることは言うまでもない
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