第3話 俺と姉と学校生活

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チュンチュン…チュンチュン…… 小鳥のさえずりと共にカーテンを開け、日差しを浴びる 「んぅ~~!イイ天気!」 おはようございます! 龍ケ崎 行人です 今日から新学年2年生になります まぁ、姉ちゃんからの生活は抜け出せないのだが…… 「それにしても……」 そう言ってベッドを見つめる 「スゥ…………スゥ…………」 ベッドには金髪の美女もとい姉ちゃんが規則正しい寝息をたてて寝ている 「まったく毎度毎度……」 手を頭に当て呟く 「姉ちゃん!朝だよ!」 寝ている姉ちゃんを揺すって起こす 「んぅ……あ、おふぁよう…」 寝癖全開の姉ちゃんが目を擦りながら起きた 「おはようじゃないでしょ!何でベッドの中に入ってんだ!」 ベッドに指さしながら姉ちゃんに文句を言う 「行人と一緒に寝たかったんだもん!」 頬を膨らまる姉ちゃん なんかカワユス… 「わかったから、もう……」 物心ついた時からいつもこうなんだから…… 「やっぱり行人は優しい!」 姉ちゃんは抱きついてくる 「だあぁぁぁーーーー!止めい!」 「行人!早くしないと遅刻す……あら、失礼!お邪魔だったかしら?」 姉ちゃんを引き剥がそうとしたら、母さんが部屋に入ってきた なんか、勘違いしてません?(汗 「もぅ、お母さん!あと1時間は待ってよね!」 「それは悪いな!じゃあ、ごゆっくり!」 母さんは部屋を出ていった 「ふふふ、これでヤル時間が出来た訳ね。」 不気味な笑みを浮かべ歩みよる姉ちゃん 「待って、冷静に話し合おう!」 このままでは殺れる!いや、ヤられる… 「ダ~~メ!では、始めましょう。」 「始めるって……ちょっと待て…止めろ!ぎゃぁぁぁーーーーーーす!」
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