第3話 俺と姉と学校生活

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「助かりましたよ奈々さん!」 「イイのよ!いつもの事だし…行人君も大変よね~。」 あはは!と笑う笑顔が眩しいこの人は姉ちゃんの友達の小谷 奈々さん ピンクのセミロングで毛先をユル巻きにしている 才色兼備で姉ちゃんほどではないが程よく胸もある(姉ちゃんがグラビア体型なら奈々さんはモデル体型) それゆえに秋之宮の女神と呼ばれている ちなみに姉ちゃんは秋之宮の小悪魔(笑 「それより、姉ちゃんに何て言ったんですか?」 「体育館裏にカツアゲされてる子がいるって言ったの。」 「ははは……納得。」 正義感の強い姉ちゃんならすぐに制裁を加えに行くな~ 「じゃあ、もう行くわ!紅を連れて行かないといけないし……」 「姉ちゃんをよろしくお願いします。」 軽く会釈しながら奈々さんに言った 「まかせて!」 ウインクすると奈々さんは優雅に歩いて行った 周りの男子が倒れたのは言うまでもない 「さて、肩の荷が降りたし、行くか!」 カバンを掛け直し校舎に入って行った 「え~~と、3組か……」 クラス発表を見て自分のクラスを探した 私立秋之宮高校 意外と普通の私立高校だが校則が若干緩いのもあってか、ちょっとした不良校になっている しかし、学校行事にはものすごい活気をみせる この高校に入った理由はお気づきの通り姉ちゃんが原因 だって、入らないと貞操奪うって言うんだもん!(涙 ちなみに、制服はブレザーだ
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