第3話 俺と姉と学校生活

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「おいっす!元気だったか行人?」 赤髪のツンツン頭のイケメンが話しかけてきた 「変態の国へ帰れ!」 「ヒドいよ~~~。俺と行人の仲じゃないか!」 半べそかきながらしがみ付いている変態は、岡田 裕 年がら年中、女子を追いかけまわす社会のゴミ! 「ええい、触るな!汚らわしい!」 「グスン…」 うわっ!マジ泣きだよ…(汗 「泣くな!男だろ!」 「ア゛、ア゛ニ゛キ゛!」 さらにしがみ付く変態 「アニキ言うな!」 変態を引き剥がした 「まぁ、とりあえず教室に行こうではないか!」 意気揚々と変態は先を歩く 「わーったよ!」 変態と一緒に教室に向かった 「2―3の担任の村瀬だ。一年間よろしく!」 黒板の前に立ち挨拶する担任 中々カッコいいのだが… 「ちなみに龍ケ崎の姉を狙ってるからよろしく弟よ!」 ウチの姉ちゃんを狙っている…… まったく相手にされないけどな…(笑 「村瀬のヤロウ!アネゴは渡さん!」 苦虫をかじるように言う変態 変態は姉ちゃんのことをアネゴと呼ぶ 「最初は自己紹介をしてもらうからな!前に出て、名前とあとは適当に…」 適当かよ…(汗 「僕の名前は……」 一番最初の子から自己紹介は進んでいった 「次か……」 「頑張ってこい。」 変態が肩を叩く 「黙れ!」 「そ、そんなぁ~。」 ガックリとうなだれる変態を尻目に黒板の前に向かう
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