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「おいっす!元気だったか行人?」
赤髪のツンツン頭のイケメンが話しかけてきた
「変態の国へ帰れ!」
「ヒドいよ~~~。俺と行人の仲じゃないか!」
半べそかきながらしがみ付いている変態は、岡田 裕
年がら年中、女子を追いかけまわす社会のゴミ!
「ええい、触るな!汚らわしい!」
「グスン…」
うわっ!マジ泣きだよ…(汗
「泣くな!男だろ!」
「ア゛、ア゛ニ゛キ゛!」
さらにしがみ付く変態
「アニキ言うな!」
変態を引き剥がした
「まぁ、とりあえず教室に行こうではないか!」
意気揚々と変態は先を歩く
「わーったよ!」
変態と一緒に教室に向かった
「2―3の担任の村瀬だ。一年間よろしく!」
黒板の前に立ち挨拶する担任
中々カッコいいのだが…
「ちなみに龍ケ崎の姉を狙ってるからよろしく弟よ!」
ウチの姉ちゃんを狙っている……
まったく相手にされないけどな…(笑
「村瀬のヤロウ!アネゴは渡さん!」
苦虫をかじるように言う変態
変態は姉ちゃんのことをアネゴと呼ぶ
「最初は自己紹介をしてもらうからな!前に出て、名前とあとは適当に…」
適当かよ…(汗
「僕の名前は……」
一番最初の子から自己紹介は進んでいった
「次か……」
「頑張ってこい。」
変態が肩を叩く
「黙れ!」
「そ、そんなぁ~。」
ガックリとうなだれる変態を尻目に黒板の前に向かう
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