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「出席番号１２番、龍ケ崎 行人。名前の通り龍ケ崎 紅の弟です。よろしくお願いします！」
そう言ってペコリとお辞儀をする
「「「キャーーーーーー！！」」」
すると、女子の悲鳴がした
なんかやってしまったか…(汗
「行人～！こっち向いて～！」
ふと、声がする方を見ると姉ちゃんがビデオカメラを持って教室の後ろに立っていた
「姉ちゃん、何で教室に！？」
一体、いつからそこに…(汗
「何でって、行人の勇姿を記録する為に決まってるじゃない！」
胸を張りながら話す姉ちゃん
そんなことしたら、胸が強調して他の男子が暴走する……(汗
「うひょー！龍ケ崎さんだ～！」
「いつ見てもお美しい！」
「アネゴー！やっぱ、サイコーです。」
「我が愛しのマイハニー！」
次々と歓声が飛ぶ
てか、最後のは絶対に村瀬だ…
「姉ちゃん、教室抜け出して大丈夫なのか？」
「大丈夫よ！代役立ててきたから。」
サムズアップで話す姉ちゃん
代役って……(汗
「コラァ！龍ケ崎！早く教室に戻れ！」
ガラッと扉を開ける音がすると姉ちゃんの担任が入ってきた
「イヤァァーーー！行人、助けてーーー！」
担任の先生に引きづられる姉ちゃん
なんか、哀れだ…(泣
「姉ちゃん、後で迎えに行くから！」
手を振りながら姉ちゃんに言った
「ホント？待ってる、待ってるから！」
そう言うと姉ちゃんは連れられて行った
「イイよな、行人は…アネゴに愛されてて！」
顔を反らしながら言う変態
「まぁ、姉弟だしな！」
「このヤロ！俺にアネゴをくれ！」
変態が胸ぐらを掴む
「お前には絶対やらん！」
そう言って変態を殴り飛ばした
「あぁぁ！もっと！」
悶える変態
なんか気持ち悪い…
「そんなに欲しいならくれてやる！」
ﾎﾞｷ…ﾎﾞｶ…ｸﾞｷ…
「それはやり過ぎ……」
それだけ言うと変態は倒れた
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