第3話 俺と姉と学校生活

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「何て言った…今……」 手をワナワナさせている姉ちゃん キレてるキレてるよ…(汗 「だ・か・ら!ただの弟だって言ってんだよ!」 あ~ぁ!言っちゃった… 「てめぇ…行人のことをバカにした…万死に値する!」 そう言うと姉ちゃんは不良の顎に3発打ち込んだ 「うっ………」 そのまま不良がぶっ飛んで気絶した 「さっ!行人、帰ろ?」 不良を倒すと姉ちゃんは嬉しそうにスキップできて俺の腕を組む 「う、うん……」 姉ちゃんに誘導されながら下足に向かった 倒れた不良達よ、ご冥福をお祈りします… 「おい、お前!姉さんから離れろ!」 「離れろよ!」 俺と姉ちゃんが足を履き替え外に出ると校門に2人の女の子が腕組みをして立っていた 「愛!梓!何でココに!?」 驚きを隠せない姉ちゃん 「何でって姉貴が男から呼び出されたって…」 「そこの優男!」 左にいる女の子が俺に向かって指さす 「えっ……俺?」 優男に見えるのか? 「そうだ!姉さんにはな…大事な人がおるんだ!だから、姉さんから手を引け!」 その女の子は啖呵を切るように言った 「ホントか姉ちゃん!?」 いつの間に……(汗 「「…………………姉ちゃん?」」 2人がそう呟くと4人の周りの空気が止まった 「そうよ…。隣にいるのが正真正銘私の弟の…。」 「龍ケ崎 行人です。よろしく…。」 ため息交じりに話す姉ちゃんに続き、とりあえず2人に挨拶をする 「まさか……」 「アナタが……」 「「姉貴(姉さん)の弟!?」」 辺り半径1キロまでその叫びは響いたという
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