第3話 俺と姉と学校生活

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「え?…な?…へ?」 だ!DA!ダーリンだって~~~ 「行人を離しなさい!抱きつくなんてお姉ちゃん許しません!」 姉ちゃんは必死に梓ちゃんを離そうと試みるが剥がれない 「嫌です!私が行人さんの妻になるんですから!」 さらに抱き締めるのを強くする梓ちゃん 柔らかいのが当たってる! 柔らかいのが! 「梓ちゃん?話が飛躍過ぎじゃ……」 まだ結婚は……って、違う違う!まだ付き合ってすらない! 「そんなことないですよ~!私と行人さんは運命の赤い糸で結ばれているんです!」 「認めない!認めないわ梓!将来結ばれるのは私なのよ!」 まだしがみ付く梓ちゃんと引き剥がそうとする姉ちゃん 「とりあえず梓ちゃん、離してくれない?」 「はい。」 俺が言うと梓ちゃんはすぐに離れてくれた さて、どうしようか……(汗 「梓ちゃん?今日初めて会ったんだし、いきなり妻って言われてもね……」 まぁ、嬉しいちゃ嬉しいんだけど…… 「そうでしたね……」 落ち込み気味で話す梓ちゃん なんか悪い気が…(汗 「では、既成事実を作れば良いんですね!」 「………………は?」 イマ、ナントオッシャイマシタ? 「んぅ~~~~!」 梓ちゃんは唇を近付けてくる 「ちょっと梓ちゃん!」 俺のFirstKissが……喪失する…… 「行人の唇を奪うなんて百年早いわよ!」 後ろにいた姉ちゃんがグイッと襟を引っ張って梓ちゃんをどけた 「チッ…まぁ、今回はココで引きますけど、必ず行人さんはいただきます!」 「かかってらっしゃい!行人は渡さないよ!」 お互いに宣戦布告する あの…どちらかと必ず付き合う前提なんですか? 「じゃあ、また明日ね!ダーリン!」 そう言うと梓ちゃんは帰って行った 「はぁ…何だか疲れた……」 帰って寝よ…… 「大丈夫?お姉ちゃんが看病してあげようか?」 姉ちゃんはヒョコっと横から顔を出し笑顔で言った 「お気持ちだけ頂きます。」 いや、マジで…… 「そうだ!」 何かを閃いた様子の姉ちゃん 「どうかした?」 忘れ物でもあった? 「行人は私の弟兼恋人なんだから、浮気はダメよ!」 浮気って……
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