†Prologue†

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19:07 赤のライトが、チラチラと光りだす。 「ったくなんなんだよ。せっかく、娘が合格したってのに、いきなり事件なんて」 「まあまあ。今日はついてませんね」 2人の男が、話している中、1人の警官が近寄る。 「警部、こちらです」 「っせーな…」 トレンチコートを来た1人の中年男性が、頭を頭をかきながら警官と共に向かう。 それと同時に、先程話していたスーツ姿の男性が後を追う。 現場のビニールシートには、とてつもない死臭が漂う。 「ぐっ…これは…」 「気をつけろ、かなりひでぇぞ」 すると、1人の鑑識課が2人の男性に近づく。 そして、手袋のままゆっくりとビニールシートを外す。
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