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始めは悔しいやら悲しいやら気持ちが安定しなかったけど
時間がたつにつれて怒りが諦めに変わって行った。
同じクラスで毎日、顔を突き合わせるのは正直、嫌だけど
「別れよう」
オレは思いきって言った。
そしたら美紀は意外に
オレの前で泣き崩れた。
「ゆず、ごめん…反省するから美紀は、やっぱり、ゆずがいないとダメ!」
すがりついて
キスをしてきた
何にも感じなかった。
ただ、腹ただしいだけ
意味がわからない
「やめろよ!オレは疲れた」
美紀は泣いていた
泣けばいいよ…
オレには関係ないから。
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