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「もし、譲君がOKしてくれたら譲君と付き合いたいな」
やめてくれ…
今は元カノと別れだばかりこれ以上揉めたくはない
「オレなんかやめたほうがいいよ…たぶん付き合っても咲枝ちゃんが傷つくだけかもよ」
「そんなの付き合ってみなきゃわかんないし」
そうきたか
「沖本にしたほうが幸せになれるから…やめとけ」
咲枝ちゃんは悲しい顔をしていたが
やっぱりオレはごめんだ。
帰ろうとしたその時…
教室の後ろのドアが開いた。
そこには…おっかない顔の元カノ、美紀が立っていた。
「何してるの?」
「美紀こそ何?帰ってなかったんだ?」
「英語のノート忘れて…」
「私が国語でわかんないとこあったからさ~譲君に聞いてたの」
咲枝ちゃんの苦しいフォロー。
「ふぅ~ん」
なんだか修羅場だった。
その後…咲枝ちゃんは沖本と付き合い始めた。
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