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店の自動ドアを潜る瞬間…頭の辺りに稲妻が走るような衝撃を感じた事を今でも覚えている。
オレは捕まった。
その日は、たまたま親父が帰省していた時だから
カンカン切れて殴るんだろう
そう思っていた。
しかし…家で待っていた親父は
静かに
「わかってるよな…」
オレに話すのだった。
オレはそんな親父の態度が余計、怖かった。
それから何となく母や姉達が何も言わずにオレの身の回りを干渉するようになった気がする。
窮屈で反抗したくて仕方なかった。
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