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子道の先には小さな家があった。
そこにどかどかと大胆に入って行くB子。
それを恐る恐る着いて行くA子。
『おばーちゃん!今日も空き瓶持って来たよ~』
(はぃはぃ。今日も持って来てくれたんだねぇ)
っと、奥から聞こえて来た声。
奥には一人の老婆が座っていた。
『はい!今日は一本だけなんだ。それでもいいかな?』
(もちろんだよ。いつもありがとうね。はい約束の千円だよ)
『ありがとう!おばーちゃん!また明日持って来るからね!』
(またいつでも持って来ておくれよ)
そして二人は家を出て子道を通りさっきまでいたいつもの道に戻って来た。
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