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ピンポーン
かをりは白鳥家のインターホンを押していた
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
かをりは,カチカチとインターホンを連続押ししました。
「お姉ちゃんいい加減に」
なをみがかをりのインターホンの連続押しを止めようとしたその時
「やぁ,三原さん(何回も押すなよ!)」
爽やかな笑みを浮かべつつ若干キレている白鳥が門を開けました。
「白鳥君~💕」
かをりは目にハート浮かべ,名前を呟きました。
「三原かをり の妹の三原なをみ です」
なをみ は,やや機嫌悪そうに白鳥に自己紹介しました。
「妹さんも来たんだ~。よろしく(何でこいつまで来たんだよっ!!?邪魔だよ!!)」
「お姉ちゃんだけじゃ,心配なのでついて来ました(ぜ~ったいに怪しい!!本性を暴いてやる!!)」
引きつった作り笑いを浮かべる白鳥と なをみ の後ろでは何故か犬に足を噛まれている かをりがひぃ~と悲鳴をあげていました。
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